朝の通勤ラッシュや、午前中から始まる仕事は体に非常に負担を与えます。知らず知らずのうちに体がダメージを受け、午後の仕事に支障をきたす場合も多いです。ただ、仕事の合間の休憩時間を利用して頭や体をリフレッシュできれば、一石二鳥でしょう。
その1つの方法として、ジョギングやウォーキングがあります。デスクワークであれば必然的に座る時間が長くなってしまうため、休憩時間を利用して体を動かしてリフレッシュさせましょう。
そもそも長時間同じ体勢でいるのは体に良くないとされています。座ることによって下半身に血が溜まり栄養や酸素の供給が滞ると血栓ができやすくなり、がん発生率の上昇などの様々なリスクを併発してしまいます。
運動、特にウォーキングやジョギングなど下半身を動かすことによって、この状態も解消されます。昼ご飯に行くその道のりでも大丈夫です。
体を動かすことによって、ストレスを和らげるセロトニンと呼ばれる物質が分泌されます。このセロトニンは脳の萎縮を防ぐことがわかっているため、脳が活性化され仕事の効率も上がるばかりではなく、認知症の予防にもつながります。
ある研究によれば、1日10分ほど歩くだけでも、ダイエット効果につながりコレステロール値や血糖値を下げ脳梗塞や心筋梗塞のリスクの低下に役立つことがわかっています。仕事中なら、コピーを取りに行く際やお茶を入れる際にしっかり歩くことを心がければ、下半身への血流の滞りを防ぐことができます。