日本の歴史から学ぶ、日本人の精神性

飲食業14年度 利益率 第1位 “ブロンコビリー”を分析する

加納聖士です。

昨日、日経MJの飲食業14年度ランキングが発表されました。
売上高経常利益率 部門 第1位が“ブロンコビリー”でした。

640x640_rect_15993704

昨年2位からの栄冠です。

そこで本日はブロンコビリーの人気の秘密を分析していきたいと思います。

ブロンコビリーの強み

まずブロンコビリーと言えば
◯厨房がお客様から見えるオープンキッチン
◯お店に入るとステーキ肉を炭火焼きする店員の姿が見える

640x640_rect_15993887

◯炭火焼きや野菜をカットする様子は、天井のカメラから店内の液晶モニターを通じて見える
◯備長炭でお肉を焼くため、”炭焼き特有の香ばしさ”が肉の旨味を引き立てる
◯テーブル間の幅が広くてゆっくり座れる
◯お肉はビーフ100%で表面がカリッとしている
◯ぶどうの搾りかすや上質な穀物飼料を食べて育った“熟成ぶどう牛”を使用してる
◯重厚感のある内装
◯米国直輸入の家具
◯単一業態の強み
◯食べ放題のサラダバー

野菜バー

◯魚沼産コシヒカリ100%
◯大かまどご飯
◯がんこハンバーグをテーブルで目の前で店員がカットしてくれる

ブロンコビリー

などでしょうか。

改めてあげてみると繁盛店の要素を数多く取り入れていますね。
これらが付加価値となり、客単価はランチ1200円、ディナー1600円とやや高めですが、女性客とシニア客・ファミリー客の支持を得ています。

ブロンコビリーは3年以内に投資回収する

これら顧客中心の店づくりをしながら同社は3年内に投資回収することで有名で、これまでに赤字店舗が一切ないそうです。

その理由は出店時に営業利益率をどれだけ出せるかを基準に置いているからです。

たとえば同社が意識していることが郊外出店です。
郊外ならば都心に比べて家賃は高くありません。

現在は居抜き出店も意図的に増やしています。

また資材や食材などは1つの業者からまとめて購入してコストを下げています。(通常は4~6社ほどです)

さらに同社は1業態のみで出店していることも大きいです。

これらの点により収益力は外食大手で抜きに出て高いです。

外食企業の平均利益率は?

ちなみに2014年度株式上場している外食企業82社の平均利益率はたったの1.4%です。
(これを見ると、なぜ外食業界の給料が安いかわかりますよね・・・)

そのうちの外食大手でも5.3%です。
業界平均と業界大手の差はスケールメリットを活かした仕入れです。

この業界の数字を知ったうえでブロンコビリーの経常利益率は何パーセントだと思いますか?

・・・

答えは15.4%です。

これが14年度の飲食業ランキング、首位の数字です。
これが高いのか低いのかの判断はみなさんにお任せします。

ちなみ以下が、ベスト5の数字です。

飲食業14年度ランキング

これを見るとわかるかと思いますが業界5位のハイディ日高になると一気に3.7ポイント下がります。
ここには載っていませんが10位の幸楽苑で10.5%です。

まとめ

これだけ優秀な収益構造を誇るブロンコビリーですが、BSE問題当時、客数は前年比3~4割減となりました。

再建のきっかけはステーキ店として顧客中心の店作りをするという原点回帰だったのです。
オープンキッチンスタイルも炭焼きもこの時に生まれました。

以後、“ご馳走レストラン”をコンセプトに“本格ステーキ × 生中継”で戦ってきました。

この話にはいろいろなヒントが隠されていますね。

お客様に支持されるコンセプトを作ったら、あとは徹底的に利益率をあげる!

それではよい週末を・・・

++++++++++++++++++++

フランチャイズ人気ブログランキングに参加しています。
今日の記事がお役に立ったら、バナーをクリックで応援お願いします!


フランチャイズ ブログランキングへ

++++++++++++++++++++

本日のブログ、いかがでしたか?
ほんの一言、率直なご感想をいただけると、とても嬉しいです。
mugen@kanouseiji.com

+++++++++++++++++++

MYビジネスのフランチャイズ化多店舗展開のための仕組み化、人材教育のご相談など無料でお受けしています。

店舗ビジネス仕組み化アドバイザー
加納聖士

++++++++++++++++++

PDFをプレゼント!

本文中PDF画像
URL :
TRACKBACK URL :
Return Top